日誌
「荘民」 世代交代の時代
2022年ー現在
草創期のメンバーが少しずつ荘を離れ、
新しい世代が函館「荘」プロジェクトを引っ張っていく時代となりました。
初期の熱量の違いや古民家での暮らしの目的の変化を超えて、
今なお、この場を続けるために奮闘中です。
2023/09/07 更新
わらじ荘劇場「鍋を囲みながら」
2022年3月 わらじ荘の居間を舞台に、代表・下沢杏奈の脚本によワークショップ付き演劇「鍋を囲みながら」の公演を行いました。準備がはじまってから約2ヶ月で荘にまつわる人々が出演、裏方、食事、演出...等々を担い、函館の地域内外のこどもから大人を楽しませるイベントに。
全て手作りの舞台に、観る側だけでなく活動する側も大きなエネルギーと力強いつながりが生まれました。
荘を離れる草創期のメンバーが多くのメッセージを残す作品になったと私は思います。
きらく荘 吉井さつき
2023/09/07 更新
バル街でおでん&ライブ!
2023年5月 コロナ明け初の開催となる、函館のバル街に出店することができました。このイベントは、わらじ荘が生まれるきっかけにつながる大切なルーツも持っています。新たな荘民や室蘭工業大学の学生も加わり、「春の中華風おでん」を考案。材料の大根を抜きに行ったり、飲み物を仕入れたり。東京からお馴染みのメンツも駆けつけ、うまいおでんと風変わりなライブを古民家で楽しめるという盛りだくさんな内容に、お客さんつい長居してしまう様子。次の日には、武蔵野美術大学の若杉教授が公演会をするというハードスケジュールで、わやくちゃが大好きなわらじ荘の雰囲気をふんだんに味わいました。
きらく荘 吉井さつき
「家」時代
2021年4月ー現在
ようやく暮らしに必要な設備が整って、春夏秋冬のおうちの勝手がわかるように。
その道のりは、言葉で伝えられるほど簡単なものではありませんでした。
イベントだけでなく、日々の暮らしも大切にできる「荘」がそこにはあります。
2021/3/13更新
NHKが「荘」を密着だと!?
2021年3月27日 22:10~
「函館でまわりみちを 私たちのシェアハウス」と称しまして荘の密着番組43分間放送されました!ご覧いただいた方、有難うございました。
NHKのディレクターこと 「D」(D!と私たちは慣れ親しんで呼んでいます。)は昨年の8月ころから密着しており、早八か月も経ちました…。密着していただいたDは、カメラを回すだけではなかったのです。親身になって私たちの相談に乗ってくれたり、一緒に考えてくれたり、心理的にも密着(笑)していただいてました。とてもありがたいです、、、。そんな心優しいDが手掛けたこの番組、私たちの発信とは異なる視点でぜひぜひ 荘 を覗いてみてください!
わらじ荘 純枝
「人生の学び舎 荘」時代
2020年10月ー2021年4月頃
2021/1/05更新
新年あけましておめでとうございます。
2020年12月31日
わらじ荘では出汁の香りと、肉の香りが漂う年の瀬となりました。
2020年にお世話になった方々に感謝の気持ちを というこでわらじ荘をOPENさせました!
2020年は振り変えると、本当に多くの方々に支えられてきたなと思いを馳せております。4月当初、一つの「荘」に5人が暮らしていました。そして一人増え、二人増え…。今では12人の荘民が3軒の荘で各自暮しています。正直、築100年を超える古民家2軒と築50年程の住宅で、水道管が凍ったりトイレの中の水が凍ったり気は抜けない日々が続いていますが、皆様からいただいたストーブやカイロ、プチプチ、灯油、カーテン、暖かいご飯の差し入れなどなど…本当に心の支えとなっております。心からお礼申しあげます。有り難うございます。
2021年度も、私たちらしく精進して参りますのでよろしくお願いします。しくお願いいたします。
わらじ荘 純枝
2020/12/22更新
12月 「荘民の日」IN La Cachette 湯の川
毎月22日は「荘民の日」
今月は、湯の川のLa Cachette にお邪魔してきました。
弁天町どつく駅からガタンガタンと市電に乗車して、終末駅の湯の川駅をおり、徒歩数分のところに位置する一件貸し別荘。
広々とした空間、居間を見渡せるダイニングキッチン、朝日が差し込む寝室、離れにある温泉、総勢14人で広々と悠々と利用することができました!
何と言っても、暖かい空間ということが古民家ぐらしの私たちにとっては身にしみましたね。そんな温かな空間で、荘の断熱のお話し合いをしました。隙間テープがこれくらい必要だの、プラスチックダンボールを障子に貼るといいんでないだの、荘ごとに話し合いました。
日誌担当 わらじ荘 純枝
2020/11/02更新
まちあるきハロウィンフェスタ&谷地頭秋祭り 終了!
2020年10月31日
「まちあるき ハロウィンフェスタ」
函館市の恒例行事 七夕にお菓子をもらいに街を歩く行事が中止になってしまったことから、ハロウィンに街歩きイベントを開催いたしました!ハロウィンの仮装をしたかわいい子供たちが「千本釣り おかし」を楽しみました♪
11月1日 「谷地頭町会 秋祭り」
毎年2回開催される 谷地頭町会お祭り!今回は規模縮小をして開催いたしました。活気あふれる谷地頭町民の方々と楽しく焼き鳥を焼いたり、歌を歌ったり、キャンドルナイトを楽しんだりと盛沢山でした!
日誌担当 わらじ荘 すみえ
「荘」が外に開きはじめた時代
2020年4月ー2020年9月頃
2020/08/10更新
野外イベント:みんなほしのした
わらじ荘イベント第二弾!「みんなほしのした」はコロナウイルスの影響で七夕ができない子どもたちに今年も七夕を楽しんでほしい!という思いで開催しました。
イベントでは、みんなでが書いた短冊をタイムカプセルの中に入れ、夜は沢山のキャンドルに囲まれながら音楽を楽しむキャンドルナイトをしました。
第一弾のイベントと比べて、今回は有難いことに出店者やゲストの方々が多く出演してくださったので、とても賑わいのあるイベントだったように思います。
わらじ荘のメンバーだけでなくお客さんもきっと最高の七夕になったはずです。
来月もイベントをする予定なので、お楽しみに!
日誌担当 さやか
2020/07/21更新
ミートハウスの床貼り作業
わらじ荘から歩いて30秒、築113年の物件をリノベーションしての二軒目のシェアハウス作りに挑戦しています!
気づかいプロジェクトの皆様、沢山の地域の方々にご協力いただき、道南杉を使った床の張り替えを実施しました!
木を切って、やすりをかけて、とんとん床に打ち付けて、、
こんな貴重な経験なかなかできないですよね…!
多くの方々に支えられて自分たちの生活が成り立っていくことを改めて強く実感した日になりました。
本当にありがとうございました。
これからまだまだリノベーションは続きますが、この日常を大切にしていきます!
日誌担当 みなも荘 けいすけ
2020/04/16更新
プレオープン間近の私たち
2020年3月18日に、プレオープンの予定だった。
みんなでオープンに向けて一生懸命準備をしていたのに、コロナちゃんの緊急事態宣言が出てしまった。なんてこった。
こうなったら延期か中止か。
いや、果たしてそれだけか?
もっとあるだろう。もっとなにか、抜け道があるだろう。
そう思ってプレオープンを辞めることを、辞めた。
プレオープンをオンラインでやることにした。YouTubeを開設して手動図書館の使い方動画をアップした。
たしかに、全く儲からない。でも、やるんだ。私たちはこれでもまだ、地域にオープンすることをやめない。
コロナがなんだ、世の中の風向きがどうした。
生きてるじゃないか。みんな。いれば大丈夫だ。
みんなで笑い合って生きていける。私たちなら。
生きていける、大丈夫だ。
変なことをやり続けていこう。
日誌担当 あんな
「ゆる~くくらすLab」 時代
2019年9月27日ー2020年4月頃
その名の通り 「ゆる~くくらすLab]と名付け本当にゆる~く暮らしていた時代がありました。当時はお風呂もなくキッチンからお湯も出ず、極寒の中みんなで助け合って生きていました。一緒にご飯を食べ、銭湯に行き体を温める。手探り状態で住み始めてすぐの冬を過ごしていました。
2019/10/06更新
はこ食
2019年10月、わらじ荘で函館市内の高校生と共同で初めてのイベント「はこ○」を実施しました。今回ははこ海と題して、函館の海と環境問題をテーマにして合宿を行いました。
1日目は参加者全員で弁天町や緑の島を散策し、函館市内の海の現状や弁天町には何があるのかを確認しました。夜は参加者で食材を集めたものを持ち寄って夕飯を食べました。
2日目は前日に調べたことをもとに「函館の海をきれいにするにはどうしたらいいか」というテーマでグループに分かれて議論し、最後はプレゼンで発表し合いました。
初めてのイベント開催でうまくいかないこともありましたが、
わらじ荘 透眞
2019/10/06更新
ゆるクラスlab生活の始まり
2019年年10月20日、ゆるクラスlabでは「断熱プロジェクト」が行われました。旧野口梅吉商店は2019年に築106年を迎える歴史的な建造物であるため、10月の少しひんやりし始めた季節でさえ宿泊した人全員が風邪を引いてしまうほど極寒な環境でした。そこで行われたのが今回の断熱プロジェクト。梱包時に使うプチプチをホッチキスで窓ガラスに貼り付けるという単純な作業ですが、実はこれが効果絶大!今回のプロジェクトによって無事家の中は暖かくなり冬を越すことができることになり、人が集える場所へと移り変わってきました。
わらじ荘 透眞
2019/10/06更新
ゆるクラスlab生活の始まり
2019年年10月1週目、私たちはゆるクラスLab生活1日目として旧野口梅吉商店内の掃除や函館市弁天町の散策を行いました。
私たちが暮らし始めるまで、床の張り替え等で人が入ってはいたものの、何十年もの間誰も住んでいなかった家です。家の中は虫の住処と化していて、そのままでは住むのが難しい状態でしたが、廊下や玄関、キッチンの掃除をして無事住める環境にすることができました。
掃除の後は家に集まってくれた方々と一緒に晩御飯。函館は少しずつひんやりとした空気が漂うな時期だったこともあり、みんなでストーブを囲みながら楽しく団欒しながら過ごしました。一人暮らしでは経験できない一家団欒の温かみを感じることができ、改めてゆるクラスlabで暮らし始めて良かったと思えました。少しずつ生活感が増しているゆるクラスlabです。
わらじ荘 透眞
2019/09/25更新
木づかいプロジェクト合宿
2019年9月下旬に木づかいプロジェクトさんが主催する合宿が行われ、函館市内や静岡、愛知の学生たちで乃木町に建設予定の学生アパートのデザイン設計について考えました。合宿中は数チームに分かれ、白熱した議論が繰り広げられました。
合宿終了後は当時参加していた教育大生3名の中で食事をしながら合宿の思い出について赤裸々に語り合っていました。そんな中、突如「やっぱり実際に自分たちで暮らしながらシェアハウスを作りたいよね」という意見が出始め、周りの人も賛同したこともあり、突如西部地区にある空き家に視察に行くこととなりました。その空き家こそ、後にわらじ荘となる「旧野口梅吉商店」でした。
そして視察から1週間後の10月1週目、学年も違う、お互いのこともあまりわからない、そんな教育大生3人が「ゆるクラスlab」と名づけ、旧野口梅吉商店での生活を始めました。
わらじ荘 透眞